徳島県防衛協会活動紹介

会報特集 「中国・四国特集」(各県からの便り)

全国防衛協会連合会会報第127号(26.7.1)掲載

徳島県防衛協会
徳島県防衛協会(近藤宏章会長)は5月8日、徳島県の来県にあわせ行われた【陸上幕僚長岩田清文陸将の特別講演会】を、徳島県隊友会及び徳島県自衛隊父兄会と共催した。

岩田清文陸将は徳島県出身者として初の陸上幕僚長であることから、講演会を共催した協力団体の会員をはじめ、講演開催を知った陸幕長の出身校である県立城北高校の学校長、同級生など、多数の方々で会場の「グランドパレス徳島」はほぼ満員となった。

講演内容は、 【我が国周辺の情勢と陸上防衛等について】であり、日本をとりまく周辺諸国における安全保障環境の変化、日本の防衛に関する自衛隊の在り方、防衛省・自衛隊の取組み、南海トラフ巨大地震への対応等、ともすれば難しくなりがちな話を、様々な図表と軽妙な語り口により、大変分かり易く話すとともに、四国に新設された陸上自衛隊の駐屯地、自衛官の募集、予備自衛官制度についてなども紹介され、現在の日本をとりまく安全保障の実情への想いを深く、そして熱く語って頂いた。

講演中、参加者全員が熱心に耳を傾け、中にはメモを取られている姿など、参加者の関心の深さが感じられた。 講演会終了後は、陸上幕僚長の高校時代の恩師、同級生の方々への質問の時間が設けられ、防衛大学校の受験動機や学生時代のエピソード、高校時代の同級生である奥様との馴れ初めの話などを伺い、会場は笑いに満ちた和やかな雰囲気に包まれた。

講演会に参加者された方からは、「徳島県出身者として初めての陸上自衛隊トップの方から直接話を聴く機会が得られ、大変有意義な時間を過ごせました。」との声が聞かれた。

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